【デザートワイン】

デザートワインって時々聞くことが有るけど何？とゆうような方や

甘いワインでしょ？とゆうような方、

例えばコース料理を食べに行ってメイン迄頂いて、さあこれからデザートだ！！

とゆうときにソムリエさんが

「デザートワインは如何でしょうか？

今日のデザートに合わせてこちらがグラスでお飲み頂けます」、、、、

とまあ大体こんな感じではないでしょうか？

あまり縁の無い物、すごく特殊な物、敷居の高そうな物、そんな印象を

お持ちでは無いですか？

勿体ない！！　（日本発祥の世界に通じる素晴らしい言葉（笑））

もっと日々の生活にデザートワインを登場させましょう！

１、色々な甘いものに合わせて新たな楽しみを見つけ、少量で大満足。

　前述の様にコース料理のデザートでは無くとも日々何かしらの甘い物は

　お召し上がりの事と思います。コンビニのスイーツやスーパーで売っている

　和菓子等、甘い物を食べながら甘い物を飲む？？とお思いの方、

　スイーツにはコーヒーや紅茶、和菓子には日本茶でしょとお思いですよね？

　はい間違いはございません、私もその様に思いますが

　ちょっと考えてみて下さい。この組み合わせ、幾らでも食べれそうな雰囲気

　有りますよね？そうなんです、ちょっと大げさに言うとエンドレスなんです。

　男性女性に関わらず下腹部の大ピンチなんです。

　そこで登場するのがデザートワイン、一口にデザートワインと言っても

　多様な種類がございます、一つ一つ組み合わせはここでは割愛させて頂きますが少量の甘いものと少量のデザートワインの織り成すハーモニーで舌は至福、脳は大満足間違いなしです。

２、デザートワイン自体をデザートとする。

　こちらはそのままの意味です、良質なデザートワインはそれ自体が完成度の

　高いデザートとして成立致します。温度で感覚的に感じる甘さもコントロール

　可能です。（温度を低くすれば感じる甘味を抑えられる）

３、生産者の苦労や希少性に思いを馳せ、とても贅沢な気分を感じる。

　一部の大量生産品を除き、デザートワインは通常のワイン作りより大変で有る事が

　多いです。貴腐ワインやアイスワインとゆうような代表的なデザートワインの

カテゴリーは特殊な気象条件等により、枝に実ったままレーズンのような状態に成った葡萄を収穫しワインとして仕込みます。干しブドウの様に成った葡萄からブドウ汁が大量にとれないのは容易に想像できると思いますが、実際にそうゆう事が行われます。

　例えばアイスワインですと年が変わった1月に氷点下の早朝に葡萄を収穫、勿論手摘み

　です。栽培期間が長ければ手間も掛かりますし、栽培時のリスクも増加します。

　本当に生産者の努力の結晶の塊です。

　甘すぎる―、の一言で済まさずにその甘さが葡萄由来の甘さだけで成り立っている奇跡　　　　

　に思いを馳せ、贅沢な気分を感じてみて下さい。

４、寝酒としてのデザートワイン

　ナイトキャップと呼ばれる心地良い睡眠に誘う就寝前の一杯、甘めのカクテルや

　ブランデー（コニャック）等が一般的でしたが、少量のデザートワインがオススメです。

糖分が脳のエネルギーに欠かせないとゆうのは俗説で有ると近年よく言われますが、

量は別として甘い物でほっとするとゆう経験は誰しもお有りではないでしょうか？

一日の最後に今日もお疲れ様でした、明日も頑張ろう！！の甘美なデザートワインは

心地良く睡眠へと誘い、心身をリラックスさせるかも。

（就寝前に歯は磨きましょう！！）

以上マイティワインからのご提案でした。

個人的には３，４を組み合わせて休日前の夜に自分にお疲れ様をしてあげるのが

オススメです。

【トカイワイン】

　トカイと聞くとハンガリーでしょ？と仰る方が多いです、当然の反応かと思いますが

　スロヴァキアの南にハンガリーは接しており、トカイと名乗れる生産地域は国境を跨　　

　り全体の15％程はスロヴァキアに有ります。

トカイって？

　とゆう方も当然いらっしゃるかと思います、トカイとは世界三貴腐ワインの1つ

　の生産地区で貴腐葡萄100％で作られたトカイ・アス―・エッセンシアが有名です。

　（あと2つはフランス・ボルドーのソーテルヌ地区とドイツのトロッケン・ベーレ・アウスレーゼ（これは地区の境界では無くドイツ内の格付け））

　かのルイ14世が『王の為のワインであり、ワインの王である』と言った逸話が有名です。

トカイを語る上で外せないのが貴腐ワインです。

貴腐とゆう現象は特殊な気象条件（やや低温で湿度の高い状態）昼夜の寒暖差の大きい河川に接したエリアで霧が頻繁に掛かるような葡萄畑に、ボトリシス・シネレア（貴腐菌）とゆうカビの一種が葡萄の皮に発生し、果皮を侵食します。その結果微細な穴が皮に空き、そこから葡萄の水分が自然と蒸発していく過程で糖度が上昇していくとゆう現象を差します。

アイスワインは気温さえ下がれば作る事は出来ると言えますが、貴腐ワインは更に条件が限定されますから、どこでも、いつでも出来るとは限りません。

さらに上記の様に水分が蒸発するのですから収量も下がり、より希少な物と成ります。

トカイと言えばハンガリーとゆうのが一般的な認識ですので、スロヴァキアのトカイと聞くと詳しい方ほど、えっ！？て驚かれます。

そしてスロヴァキアのトカイはややハンガリーの物に比べてリーズナブルな事が多いのも嬉しい所です。

そして甘いのに豊富な酸が有るからこそ高貴なワインである事と、トカイの最北端にスロヴァキアのトカイ地区が有る事も忘れがちではあるけれど大事な事実です。

食中に甘い物を飲む習慣の無い我々日本人ですが、是非王道のトカイとフォワグラのペアリングを試してみて下さい。油分の濃厚さと甘みの濃厚さのハーモニーは他では得られない貴重な体験に成る事間違いないでしょう。

【おすすめ】デザートワイン・トカイワイン

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