「ワインのコルクって開けるのが難しい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
コツがつかめず、毎回失敗してしまうという方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、コルクの開け方について紹介していきます。
□コルクの種類について
コルクの種類は、大きく分けて5つ存在します。
最初に紹介する「天然コルク」は、コルク樫の樹皮を乾燥させて洗った後、切断したものを横から円柱型に型抜きされて作られます。
質の高いコルクの中には、1つ3ユーロもの値がつけられる物もあるのですよ。
そのようなコルクは、50年以上寝かすことが可能な高級ワインに使用されます。
次に紹介する「圧縮コルク」は、天然コルクを作った際に残った部分を細かく砕いて圧縮し、固めて作られます。
正直、耐久性と強度は天然コルクに比べて良くありません。
一方、コルク樹皮の質にはあまり左右されないのがメリットでしょう。
そのため、品質は安定しているのが特徴です。
3つ目に紹介する「一部圧縮コルク」は、真ん中に圧縮コルクを使用し、より強くなくてはならない外側の部分には天然コルクを使用するという、いわゆる天然コルクと圧縮コルクのハイブリッド型です。
外側に天然コルクを使用しているため、見た目は高級感があります。しかし、中心部分には圧縮コルクを使用しているため比較的安価という、良いとこ取りのコルクと言えるでしょう。
4つ目の「樹脂製コルク」は、そもそも素材が違います。
樹脂製コルクは、シリコンなどの樹脂を原料とする合成コルクで、気密性が高いため、開ける際には少しコツが必要です。
力が必要なT字型ワインオープナーで開けるのは、結構難しいかもしれません。
最後は、スパークリングワインに使われるコルクです。
このコルクは、瓶内にガスが含まれていることから、密度が高く重めになっています。
キノコ型をしているコルクに見覚えはありませんか。
あのコルクは、スパークリングワインに使われているコルクです。
そもそも、このコルクは最初はキノコ型ではなく、他のコルクと同じ形をしています。
ただ、他のコルクと違うところは、ボトルの口よりも少し大きなサイズになっているところです。
ガスが抜けないように、ボトルの口をしっかり塞ぐために大きいサイズになっています。
その、大きなコルクを無理やり差し込む際に、コルクがくびれてキノコ型のような形になるのです。
また、普通は、ガスの圧でコルクが飛んでしまわないよう、ワイヤーセットで固定されています。
□コルクの開け方と失敗しないためのポイントについて
では、ここからはいよいよ、コルクの開け方と失敗しないためのポイントについて紹介していきましょう。
最初に、フィルムの周りに切り込みを入れてください。
オープナーの刃を出し、利き手でしっかりと握ります。
そして、利き手の親指をボトルの上部で固定し、刃先を奥から手前に滑らせるようにして半周ずつ切り込みを入れましょう。
切り込みが入ったら、次はフィルムを剥がします。
切り込みを入れたところから、さらに垂直に切り込みを入れましょう。
そして、角の切れ目に刃をさしこみ、フィルムを剥がします。
フィルムが剥がれたら、スクリュー部分を取り出し、コルク栓に差し込みましょう。
垂直に入ったら、ゆっくりと時計回りに回してください。
うまく入り込んだら、あとはオープナーのフックをボトルの口にかけ、レバーを持ち上げてコルク栓を抜くだけです。
失敗しないために、スクリューはコルク栓の中心に持ってきて垂直に差し込むよう意識してください。
そのあと、時計回りに回している間、もしかしたら中でずれているような感覚に陥るかもしれません。
しかし、問題ないのでそのまま回し続けましょう。
もう1つのポイントとして、コルクをしっかりと奥まで差し込むという点があります。
差し込みが浅いと、引き抜く途中でコルクが折れてしまうかもしれません。
そのため、コルク栓の奥までしっかりと回すようにしましょう。
一方で、差し込み過ぎて貫通すると、コルク片がワインの中に入ってしまう可能性が高いので、事前に差し込む長さは確認しておいてください。
□栓抜き無しでコルクを抜く方法について
コルクを抜こうとした時に、すぐ割れてしまったという経験はありませんか。
実は、年季の入ったコルクは水分が蒸発してしまい乾いています。
このようなコルクが、簡単に割れてしまうコルクです。
乾燥しているコルクはワインオープナーを使っても開けるのが難しいため、乾燥していそうなコルクはまず、割れにくくするためにワインボトルを横に倒してワインでコルクを湿らせましょう。
つまり、古いコルクは最初に、適度な湿度を保っているかを確認してから開けるのが大切です。
また、ワインを飲もうとしたらワインオープナーがなくて困った経験はありませんか。
実は、ワインオープナーがなくても開けられる方法があります。
例えば、靴やタオルなどクッション性のある道具を使う方法です。
まず、ワイン瓶の底を靴の中に入れるか、タオルにくるみます。
そして、そのまま壁に打ち付けるだけです。
衝撃により発生した気泡の力で、少しずつコルクが浮上してきます。力が強すぎると瓶が割れてしまう可能性もありますので、コルクを瓶の中に押し込んで落とす以外の最終手段として考えてください。
他にも、ナイフやネジなどの道具があれば開けられる方法もあるので、興味がある方は調べてみてくださいね。
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□まとめ
今回は、コルクの開け方について紹介しました。
ワインを開けることは難しく感じるかもしれません。
しかし、ポイントをしっかりと押さえれば誰でも開けられます。
ぜひ、皆さんも開け方をマスターして、多くのワインを楽しんでください。