ワインは世界中で愛され、種類が沢山ありますよね。
マナーが多いことや、ワインのソムリエがいることは多くの方がご存知でしょう。
お酒は好きで、ビールや焼酎は飲むが、ワインは格式高いイメージがあって手を出せないでいる方はいるのではないでしょうか。
今回は、ワインの中でも味わい深い、赤ワインの深さを理解して一歩踏み出すために、飲み方の基礎知識からご紹介します。
□赤ワインを飲む前に
赤ワインは飲む前からその深さを理解し、楽しむためのポイントがあるのでご紹介します。
*銘柄を確かめる
レストランでは、ワインを頼んだ後に、注文したワインが間違っていないか、異常がないかを確かめるために、ホストテイスティングが行われます。
ワインに詳しくない方は、自分にホストテイスティングを求められると、緊張してしまうかもしれませんが、味が分からなくても、あくまで確認なので大丈夫です。
焦らず、まず銘柄が間違っていないかを最初に確認しましょう。
*空気に触れさせる
ワインに馴染みがない方でも、飲む前にグラスを回しているのを見たことがあるのではないでしょうか。
これは飲む前に、まずワインの匂いを楽しむための動作です。
ワインをグラスに注いだら、まずはそのまま香りを味わいます。
その後、グラスを右利きの方は反時計回りに2、3回、左利きの方は同じ回数を時計回りに回して、ワインを空気に触れさせます。
グラスを回すことでワインと空気が接する面積が増え、香りが広がるので、最初に嗅いだ匂いと比較すると、楽しめるでしょう。
回す向きは、万が一ワインが飛び出しても、相手にかからないように決められているので覚えておきましょう。
*温度を調整する
お店でワインを楽しむときは、それぞれの種類に見合った温度に調節してから提供してもらえます。
しかし、買ってきたワインを自宅で楽しむ場合でも、自分で温度調節すると、よりおいしくいただけます。
温度調節には冷蔵庫やワインクーラーを使うと考える方が多いかもしれませんが、他にも便利な道具があり、例えば本格的にこだわりたい方はワイン用の温度計を使うのが良いでしょう。
まだまだ温度を保ったり、細かく調節したりするための便利な道具があるので、さらに調べてみても良いかもしれません。
赤ワインに適切な温度は、種類ごとに異なりますが、基本的に室温程度と覚えておくのが分かりやすいです。
ライトボディのタイプは12~14度、ミディアムボディは15~17度、フルボディは18~20度が適切な温度と言われています。
それぞれの果実味を十分に楽しむために、家で飲む前に温度調節を試してはいかがでしょうか。
□赤ワインの飲み方
ここからは実際に赤ワインを飲み際の五感を使った楽しみ方をご紹介します。
これからご紹介する、色、香り、味の順番で楽しむのが一般的です。
*色を見る
色を見る際のポイントは色と濃淡と清澄度です。
赤ワインは種類が多く、一概には言えませんが、基本的には澄んでいて明るく、濁らずに鮮やかなものが良いと言われています。
色の確認の仕方は、グラスを少し傾けながらワインの濃さや熟成度合いを想像します。
照明の下が分かりやすく、白いテーブルクロスを背景にするとより良いでしょう。
*香りをかぐ
ワインには年月を重ねた深みがあるので、香りを嗅ぎながら想像するのがおすすめです。
また、映画のワンシーンで出てくるような、ワインの香りを日常生活に例えるのも良いでしょう。
ワインには葡萄の香りのみならず、発酵段階で生成される多様な香りが存在するので、「空気に触れさせる」でもご紹介しましたが、回しながら多く香りを楽しめます。
*舌の上で転がす
色や香りを十分に楽しんで、飲む段階まで来たらワインを味わいますが、ここでも注意点があります。
おすすめの1回で口に入れる量は、少量で舌を全て包み込める程度と言われています。
口に含む量によって感じやすい味が異なるので、失礼にならない程度で少し口に含む量を変えてみるのも良いかもしれません。
口に含んだワインはすぐに飲み込まずに、舌を用いて口の中で楽しみます。
口の中でワインを転がすことで、舌の表面以外にも裏や側面で味を十分に楽しめます。
ワインならではの甘味、酸味、渋み、苦みを舌で感じることはもちろん、バランス、コク、複雑味、余韻も楽しんでこそワインの醍醐味です。
飲み込んだ後でも鼻から息を出すと、ワインの後味を楽しめるでしょう。
飲み方1つでもこれほどステップがあるので、ワインは素早く飲むものではなく、見た目、香り、味、余韻の全てを感じ、味わいながら楽しむものだと分かっていただけたでしょうか。
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□まとめ
今回は赤ワインを深く味わう飲み方を、飲む前と飲むときに分けてご紹介しました。
ワインのことをそれほど詳しく知らなくても十分に楽しめる記載が沢山ありました。
飲む前には、銘柄が間違っていないか確認し、温度に注意すること、飲むときには、焦らずにゆっくりとワインの世界を楽しむことさえ理解いれば、基本的な知識としては十分ではないでしょうか。