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なぜ魚料理には白ワインが合うの?おすすめの魚料理もご紹介!

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せっかく美味しいワインを飲むのであれば、そのワインと相性の良い美味しい料理と組み合わせて楽しみたいですよね。
ワインと料理のマリアージュとして、よく「魚料理には白ワイン」といわれていますが、どうして魚料理には赤ワインよりも白ワインの方が相性が良いのかご存知でしょうか。
そこで今回は、なぜ魚料理には白ワインが合うのかについて解説していきます。
また、白ワインに合う魚料理もご紹介しますので、ぜひ美味しいワインと美味しい料理で、素敵なひと時をお過ごしください。

□なぜ魚には白ワインが合うの?

なぜ、魚料理には白ワインが合うといわれているのでしょうか。
その主な理由を2つご紹介します。

1.白ワインと魚料理両方の淡白な味わいがマッチする

魚料理は、肉料理に比べてさっぱりとしている味わいなので、すっきりと軽やかな白ワインの方が、赤ワインよりも相性が良いのは何となく分かるかもしれません。

一般的な白ワインは、ブドウを絞って出てきた果汁だけを使用して醸造します。
そのため、淡白でシンプルな舌触りになり、魚料理の複雑な風味や味わいを感じやすいのです。

一方で、赤ワインは種子や果皮も混ざった果汁を醸造するので、そこに含まれている成分がワインに溶け込み、複雑で濃い味わいになっています。
特に、渋み成分の「タンニン」は、繊細な味を分かりにくくしてしまうため、多くの魚料理には白ワインのほうが合うのです。

2.魚の生臭さを白ワインの酸味が消してくれる

魚は生臭さを感じやすい食材です。
そのため、生臭さを消すために、多くの魚料理では柑橘類の果汁が使われています。

例えば、生ガキにレモンを絞って食べると、カキ特有の臭みが消えて食べやすくなりますよね。
これは、生臭さの原因となる成分がアルカリ性であるため、酸性である柑橘類の果汁をかけると、中和されて臭わなくなるからです。

この柑橘果汁と同じ役割を果たしてくれるのが、爽やかな酸味を持つ白ワインです。
柑橘類の果汁と同じく、白ワインにはクエン酸が含まれているため、魚料理の生臭さを消してくれます。
そのため、魚料理特有の臭いを感じなくなり、よりおいしく味わえるのです。

□白ワインに合う魚料理をご紹介!

ここまでご覧になってきて、白ワインと一緒に魚料理を嗜みたいと思っている方も多いでしょう。
そんな方のために、ここからは白ワインに合う魚料理を5品ご紹介します。

*アクアパッツァ

白ワインに合う魚料理といえば、まずはやはり「アクアパッツァ」ですよね。
イタリアを代表する魚の煮込み料理であるアクアパッツァは、見た目も色鮮やかでワインがよく進みます。
お店で食べる時は、魚が丸ごと1匹入っているのをよく見かけますが、ご自宅で作るときは切り身で作ってもとても美味しく仕上がります。
アンチョビやケイパー、ブラックオリーブまで入っていて、白ワインに合う魚料理の代表格といえますね。

*サーモンとブルサンチーズのグリル

ブルサンチーズは、フランス産のフレッシュチーズの商品名で、魚のソテー料理にかけるソースにピッタリのチーズです。
料理自体は、じゃがいもや紫玉ねぎなどの野菜を敷いた上にサケの切り身を並べて、調味料をかけて焼くだけですが、濃厚でクリーミーなチーズが素材本来の味を引き立ててくれるので、より一層美味しさが際立つ一品です。

*生かつおのポン酢カルパッチョ

お刺身用の生かつおを、オリーブオイルベースの調味液をかけて、カルパッチョ風にした料理です。
オリーブオイルベースの調味液には、ポン酢も入っているので、白ワインと相性の良いさっぱりとした味わいになっています。
また、生かつおの他に、ミニトマトや小ねぎ、みょうがを具材にしているので、お好みで刻んだ大葉を散らすと、アクセントになりよりおいしくなりますよ。

*鮭ときのこのクリーム煮

コクが深く、ほっこりとした味わいが魅力の「鮭ときのこのクリーム煮」。
老若男女に愛される優しい味で、秋や冬の肌寒い季節にリピートしたくなるメニューですよね。
そんなクリーム煮は、酸味が控えめで、コクのあるまろやかな味わいの白ワインがよく合うので、ぜひ試してみてください。

*パプリカと玉ねぎの塩さばマリネ

青魚であるさばは、脂が多いこともあり、さば特有の匂いと風味を苦手とする方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方でも食べやすいように、カレー粉を塩サバにまぶし、マリネ野菜に漬け込んでこんがりと焼いています。
ビネガーの効いた風味が白ワインに合うだけでなく、日持ちもするので、作り置き料理としてもおすすめの一品です。

□まとめ

今回は、なぜ「魚料理には白ワイン」といわれているのかについて解説しました。

淡白ですっきりとした味わいの白ワインは、同じく淡白な魚料理ととても相性が良いのです。
また、魚特有の生臭さを白ワインに含まれるクエン酸が消してくれるため、嫌な風味を感じることなく、より一層魚の美味しさを楽しめます。
こうした理由から、魚料理と白ワインのマリアージュは抜群なので、今回紹介した料理と組み合わせて、至福のひと時をお過ごしください。

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