「ホットワイン」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
初めて聞いた方でも、名前から温かいワインのことだろうと認識できると思います。
日本人であれば、「温かいワインなんておいしいのだろうか」と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
今回は、寒い時期におすすめなホットワインについて紹介していきます。
□ホットワインとは?
実は、ホットワインは単に作る際にワインを温めているだけではありません。
ホットワインとは、ワインにスパイスやフルーツを一緒に混ぜ込んで温めたものです。
混ぜるスパイスは、シナモンやスターアニス、クローブなどが一般的です。
そのおかげで、ワイン本来の香りだけでなく、スパイス由来の香りも同時に楽しめます。
また、「ホットワイン」という言葉は和製英語なので、海外では呼び方が違います。
ドイツでは「グリューワイン」、イギリスでは「モルドワイン」のように国によって呼び方が異なります。
最近では日本でも、12月になるとクリスマスマーケットが開催されることが多くなりましたよね。クリスマスマーケットとは、デコレーションライトで装飾された出店が道や広場に多く立ち並び、軽食やお土産を購入できるような、ドイツを中心にヨーロッパでは伝統的なクリスマスのお祭りです。
ホットワインはもともと、ドイツのクリスマスマーケットでの定番の飲み物として作られていました。
□ホットワインを飲むことの良い点とは
ホットワインを飲むと良い点がいくつか挙げられます。
*安価なワインでも楽しめる
1つ目は、安価なワインでもおいしくできるという点です。
スパイスやフルーツを混ぜるので、お好みで味を調整できます。甘みや酸味を加えることで、フルーティーな風味を楽しめます。
安価で購入したワインだけでなく、飲みきれずに残ったワインも活用できるのでおすすめです。
*アレンジレシピを楽しめる
2つ目は、自分でオリジナルに考案したメニューを楽しめる点です。
ホットワインには、オレンジやリンゴなどのフルーツが使われることが多いです。
この際に、みかんや柚子など、日本ならではのフルーツで代用して作ってみても良いかもしれません。
スパイスとして生姜を加えるのも、冷えた身体を温められるのでおすすめです。
また、ワインが苦手な方は甘く仕立てて飲むことができます。
お店で飲む場合は甘さの調整は困難ですが、自家製で作るのであればご自宅で甘さの調整が可能です。
甘さの調整には砂糖や蜂蜜を使います。
砂糖を使えば、ワインやスパイスの香りをそのままに甘さを足せますが、蜂蜜の場合は、蜂蜜によって香りも変わってきますので、少しずつ味を確かめながら加えていくことを推奨します。
*身体を温められる
3つ目は、寒い季節で冷え切った身体を内側から温められる点です。
ワインを温めて飲むため、温かいというだけではなく、添加するスパイスには血行促進作用があるため、身体の中からポカポカに温まれることでしょう。
またスパイスには、殺菌作用や消化促進作用など、健康的な効果も期待できます。
他にもワイン本来の成分であるポリフェノールには、抗酸化作用があることが分かっているため、老化防止や動脈硬化の予防にも繋がると言われています。
さらに、ワインを温めるのでアルコールが蒸発します。
アルコールの濃度は普段のワインより少し低くなり、適度な濃度になることも良い点ですね。
このようにホットワインにはメリットがたくさんあります。
次に作り方について紹介しますので、ぜひご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。
□ホットワインの作り方をご紹介
今回は3〜4人分を作るとして紹介します。
材料は、赤ワイン500ミリリットルに対して、蜂蜜を大さじ2〜3杯、シナモンスティック1本、クローブ2〜3個、スターアニス2個、生姜スライス2枚、オレンジスライス2枚、レモンスライス2枚を用意します。
シナモンスティックは半分に折っておきましょう。
生姜は皮がついたままで結構です。
まず、上記の材料のオレンジ、レモン以外を鍋に入れて沸騰しない程度まで火にかけ温めていきます。
次に、オレンジ、レモンを入れて簡単に混ぜながらさらに温めて火を止めます。
ここまでできれば、コップに取り分けていただいてください。
柑橘系の材料を後から入れたのは、煮込みすぎて雑味が出るのを防ぐためです。
ワインは、飲み残したものを使っていただけます。
また、材料はお好みで作っていただけるので、様々なフルーツやスパイスで挑戦してみてはいかがでしょうか。
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□まとめ
今回は、寒い季節に最適なホットワインについて紹介しました。
ホットワインは、単純にワインを温めているのではなく、スパイスやフルーツを混ぜて温めていたことも分かりましたね。
スパイスのおかげで、身体の内側からポカポカに温まれるのでおすすめです。
紹介した作り方を参考にして、ホットワインを楽しんでみてください。