ワインの保存は直射日光を避けるのが基本
ワインの保存方法の基本は、直射日光を避けること。空気が少ない状態を維持することです。
冷蔵庫の中に入れるだけでは、旨味や酸味を適度な状態に保つなど、ワインを最良の状態で維持することが難しくなります。
ワインは飲み残した後には弱りやすくなるため、適切な保存方法を活用することが大切です。
飲み残したワインは容器の移し替えを
1日で飲みきれなかったワインのボトルは、空洞の部分が大きくなるため、酸素による影響を受けやすくなります。このままの状態で冷蔵庫に入れても、ある程度の品質は維持できます。飲み残した後の適切な保存方法のひとつは、余計な空気を抜くために、別の容器に移し替えることです。
720mlのワインを半分だけ飲み残した場合には、この半分程度の容量のビンに移し替えると、空気の隙間はほとんどなくなります。この状態で冷蔵庫に入れておけば、数週間は風味を損なわずに楽しむことができます。
特別に高価なワインでなくても有効な方法ですから、試してみる価値は十分にあります。
ワインの保存に、ペットボトル!?
ちょうどいいサイズの保存容器がないときには、ペットボトルを再利用する保存方法も試してみてください。
350mlほどのワインが残っているときには、500mlのペットボトルに移し替えて、ボトルを適度に潰してから密封します。こうすることで、余計な空気が抜けた分だけ酸素の影響がなくなり、風味を損なわずに保存できるようになります。
冷蔵庫内では、開閉の影響で空気が頻繁に入れ替わる場所に置くことは避けましょう。奥の目立たない場所に置くことがおすすめです。飲み忘れを防ぐために保存した日時の記録をお薦めします。