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【白ワイン初心者向け】5分でわかるコスパのいい白ワインの選び方

投稿日:2020年5月22日 更新日:

白ワインと一口に言っても、数えきれないほどの種類があります。
その中から美味しい白ワインを選ぶのは、プロであっても難しい作業。初心者にとってはなおさらですよね。

しかし、実は簡単に安くておいしい白ワインを見分ける方法があります。
それはアルコールの度数と産地で決めることです。
ここでは白ワインのコスパを決めているアルコールの度数と産地について説明して、白ワインの選び方を紹介していきます。

□白ワインのコスパを決めるもの

白ワインのコスパを決める要素はアルコールの度数によって決まる辛口と甘口、そして産地です。
それぞれについて見ていきましょう。

*辛口と甘口の違い

ワインの味わいの違いはアルコールの度数に大きく左右され、アルコール度数の高いワインは辛口に、低いワインは甘口に分類されています。
ワインの原料であるブドウの絞り汁には糖分が含まれており、この糖分が発酵するときにアルコールとなるのです。
甘口のワインで酔いにくいのは、アルコール度数が低いためなのです。

甘口だから値段が安い、辛口だからアルコール度数が高くて値段が高いということは一概には言えません。
一方で、ワインの味わいは使用されるブドウの種類によっても変わります。
そのため、ワインに馴染みがない方でも知っているブドウのブランドを原料として作られたワインは比較的高いかもしれません。

結論としては、使用されているブドウの種類や熟成方法によって値段に違いが出てくるといってよいでしょう。
また、ワインの生産地によっては当たり年を発表しているところもあります。
一般的には当たり年のワインは味も香りも非常に質の高いものであるため、その年のワインは高騰することも覚えておきましょう。

*産地による違い

ワインの原料となるブドウは世界の各所で栽培されていますが、テイストは土地それぞれの特徴が出ます。
例えば、地中海に面した地域の場合、温暖で乾燥した気候は口当たりのマイルドな飲みやすいワインに適したブドウができます。

その中でもスペインのブドウの栽培面積はEU諸国の中では断トツ1位で、ワインの生産でも有名です。
特に、Cavaといわれるワインはシャンパンに近い味わいでありながら、値段は比較的リーズナブルなため、初めての方でも手の伸ばしやすいワインといえるでしょう。

対して、フランスの北部アルザスや白ワインの生産が盛んなドイツは寒冷地であるため、味のしまった辛口のワインの原料となるブドウがなります。

しかし、ドイツ北部地域の一部では川近くの急斜面を活かしたブドウ栽培をしているとことがあります。
そこでは、地面に反射した日光が朝晩の気温の変化を抑えてくれるため、マイルドな味わいのブドウが育ちます。
温暖な地域に比べると生産されるそうしたブドウの量も多くはないため、ワインも少しお値段が張ることを覚悟しておきましょう。

□5分でわかるコスパのいい白ワインの選び方

続いて白ワインの選び方を見ていきましょう。
先ほども述べたように、好みの味に応じてワインを選んでいただくことが多いのではないでしょうか。
辛口のワインが好きな方はアルコール度数14%以上のもの、甘口のものを好まれる方は12%以下のものを選択すると外れはないでしょう。
こうしたアルコール度数の数値によって、大まかに好みの味を知れるのは便利ですよね。

また、お気に入りの産地を決めている方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、ワインの発祥地であるヨーロッパの代表格はフランスのボルドー産のワインです。
ボルドーと聞くと赤ワインを連想される方もいらっしゃいますが、ボルドーの白ワインは旨みのある味わいでも定評があります。
数種類の厳選されたブドウをブレンドして作られるボルドー産の白ワインは酸味と旨みのバランスが絶妙です。
同じ産地の赤ワインと白ワインを飲み比べてみるのも、ワインの楽しみ方の一つとして面白いかもしれませんね。

同じヨーロッパ地域でも一味違うのがスロバキアワインです。
スロバキアがワイン生産でも有名であることを皆さんは知っていましたか。
ワインの原料となるブドウの栽培の歴史は長く、2000年以上もの間、畑を守ってこられた農家さんもいます。
その歴史に裏付けられた味の奥深さと上質さは初めての方でも虜になる方が多いです。

また、スロバキアが位置する東ヨーロッパは気候変動が激しいことで知られています。
そのため、年ごとの気候の特徴によって、毎年違う味わいのビンテージワインを楽しむことができるでしょう。
こうしたスロバキアワインならではの特権を味わいたい、飲んだことのない産地のワインに挑戦してみたいという方は試してみてはいかがですか?

□おすすめワイン

まだどのワインが好きかわからない間は、大きめのボトルを買ったのに「飲みにくい!」となってしまう事態は避けたいところですよね。
まずは値段としても手の届きやすくて小さいボトルから試してみるというのは大事なことです。
そこでおすすめなのは「ヤグネット・ウェルトンリスケ・ゼレネ」というワインです。

ヤグネット・ウェルトンリスケ・ゼレネのミニボトルの画像
ヤグネット・ウェルトンリスケ・ゼレネ ミニ

大きさとしても小ぶりですし、何よりも白ワインの中でも飲みやすいというのが売りのワインです。
興味がある方は是非一度お試しください。

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