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【赤ワイン初心者向け】5分でわかるコスパのいい赤ワインの選び方とおすすめワイン

投稿日:2020年5月15日 更新日:

赤ワインは種類が多すぎて、初心者のうちは何を選んだらいいか分からないですよね。
そこで、選ぶ基準としてコスパの良さを重視してはいかがでしょうか。
実は安くておいしい赤ワインを選ぶのは、意外と簡単なのです。
今回は、赤ワインのコスパについて解説するとともに、コスパのいい赤ワインの選び方をご紹介します。

□ 赤ワインのコスパを決めているものとは

皆さんも、比較的安い赤ワインを飲んで、「思ったよりおいしい」と感じたことはあるのではないでしょうか。
おいしいものは高いというイメージのある赤ワインですが、安くておいしい、つまりコスパがいいものは意外にも多いです。
では、赤ワインのコスパを決めているものとは何なのでしょうか。
それは「産地」と「ブドウの品種」です。
それぞれについて、詳しく説明します。

*産地による違い

赤ワインは、原料である黒ブドウを醸造することで作られます。
そして、赤ワインづくりの方法は一つだけではありません。
産地によって製法が変わるため、味や価格も大きく変わります。
この産地ごとの製法の違いが、コスパに大きく影響しています。

産地によって製法が異なるのには、赤ワインの発展の歴史が関係します。
もともと赤ワインは、古くからヨーロッパで作られていました。
ヨーロッパの人は、南北アメリカやアフリカでも赤ワインを作り始めました。
ブドウの栽培に適した土地が多くあったため、各地でおいしい赤ワインが作られるようになりました。

そうして赤ワインづくりが広範囲に広まったことにより、製法に地域の独自性が出てきます。
ヨーロッパ人は比較的伝統を重んじて、製法をあまり変えませんでしたが、アメリカやアフリカの人は、伝統とらわれず新しい製法を生み出しました。
赤ワインの製法が産地によって異なるのは、このような背景からです。

産地によって製法が変わり、製法によってコスパも味や価格が変わるため、コスパに大きな影響を与えているのです。

*ブドウの品種による違い

ブドウの品種によって、赤ワインの味は変わってきます。
またその品種の希少性や、栽培にかかる手間が異なることから、赤ワインの価格も異なってきます。

ブドウの品種とコスパが関係していることは分かりやすいですね。

□5分で分かるコスパの良い赤ワインの選び方とは

*産地で選ぶ

産地で選ぶ場合、国ごとに分けるよりは、広い範囲の地域ごとに分けるべきでしょう。
ここでは地域を広く見て、ヨーロッパの老舗とそれ以外の地域で分類しましょう。
それぞれ特徴はありますが、この二つの間にコスパの優劣はつけがたいというのが結論です。

ヨーロッパで赤ワインが作られているのはフランス、イタリア、スペイン、スロバキアなどの多くの国です。
これらの国では「ワイン法」によって品質が管理されています。
高品質ならば生産コストは高くなると感じるかもしれませんが、一概にそうとは言い切れません。
ヨーロッパでもブドウが育ちやすい気候の場合、収穫量の安定が見込めます。
すると、品質の良い赤ワインも低価格で出荷できるのです。

一方ヨーロッパ以外の地域では、新たな製法が生み出されています。
そのため、年によって品質のばらつきがあるとされています。
しかし、新しい手法に挑戦していることから、結果として安くておいしい赤ワインが生み出されているのでしょう。

*ブドウの品種で選ぶ

本格的に品種で選ぶためには、ある程度の品種の知識が必要です。
しかし、ブドウの品種はあまりにも多く、初心者の方がすべての種類を網羅するのは現実的ではありません。
そこで、代表的なコスパのいい品種をご紹介します。

まずはカベルネ・ソーヴィニョン。
赤ワインに使われる品種では代表格と言えるでしょう。
晴れやすく雨の少ない地域であるチリやアメリカ、アフリカ、オーストラリアなどで主に生産されています。
栽培に適した気候では、十分な収穫が見込めるでしょう。
気候に恵まれて質のいいブドウを大量に生産できるため、安くておいしいワインが作れるのです。

この品種のブドウを原料として、多くの種類の赤ワインが販売されています。
初心者にも上級者にもおすすめと言えるでしょう。

また、ピノ・ノワールも人気のある品種です。
こちらは高級なものもあるため、産地に注目しましょう。
カリフォルニアやニュージーランド産のものには、安くて味もいいものが多いです。
他にも、シラー(シラーズ)やメルローなど、有名な品種でコスパの良い赤ワインは多いです。

基本的に、名の通った品種のものは味が保証されている可能性が高いです。
品種が同じでもワインによって価格は異なりますので、コスパの良いものを見つけていきましょう。

□初心者の方におすすめの赤ワインとは

産地とぶどうの品種を確認することで、手早くコスパの良い赤ワインを選べます。
しかし、どうしてもワインには好みというものがありますので、自分に合ったコスパのいいワインを見つけるには、自分で飲んで味を確認する必要があります。

初心者のうちは大きなボトルのワインではなく、飲みきりサイズのミニボトルで試してみてはいかがでしょうか?
赤ワインのミニボトルでは「ヤグネット・フランコフカ・モドラ ミニ」を取り扱っています。

ヤグネット・フランコフカ・モドラのミニボトルの画像
ヤグネット・フランコフカ・モドラ ミニ

ミニボトルで味わってみて、好きな味のワインを見つけたら、大きなボトルで買いましょう。
いろいろ試して自分の好きなワインを見つけることも、ワインの1つの醍醐味ですから。

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