皆さんは赤ワインの賞味期限をご存じですか。
購入した赤ワインのボトルのどこを見渡しても、賞味期限らしき表記が見当たらなかったという経験をした方も多いのではないでしょうか。
「ワインに賞味期限はないの」と不安に思ってしまう方もいらっしゃいますよね。
そこで、本記事ではワインの賞味期限について説明します。
□ワインの賞味期限ってどれくらい?
皆さんは、赤ワインを購入した際に、ボトルに貼り付けられているラベルを注意深くみたことはありますか。
実は一般的に、ワインに賞味期限が記載されることはありません。
その事実を知らない方であれば、「いつまでに飲み切らないといけないの」と不安に思う方もいらっしゃいます。
それでは、賞味期限はないのでしょうか。
結論を言いますと、ワインに賞味期限はありません。
ワインには腐るという概念がないからです。
そして、瓶に詰められた後であっても、熟成が進んでいくという特殊なお酒です。
ワインの種類によっては、20年以上熟成されているものもあります。
また、フルボディの赤ワインや極甘口の白ワインで知られる貴腐ワインなどは、100年を超えるものも存在するのですね。
先ほどワインには腐るという概念がないことに触れましたが、実際は味が落ちてきます。
このように、ワインにはおいしく楽しめる「飲み頃」の時期が存在するため、その時期までに飲み切ることをおすすめしています。
もちろん飲み頃もラベルには記載されていません。
飲み頃について知りたい方は多いと思いますが、様々にあるワインの種類によって異なります。
品種や収穫された畑の特徴、収穫された時期、醸造方法などにより、熟成させた方がおいしくなるのか比較的早く飲んだ方がおいしいのかが決まってくるので、気になったら専門家に質問してみましょう。
ワインのラベルには、様々な情報が書かれていますので手掛かりにできます。
例えば、ヴィンテージワインの場合は、使用したブドウの収穫年が記載されています。
他にも、ワインの名前や製造者、格付け、アルコール度数なども記載されています。
□正しい保存方法はあるの?
ワインには賞味期限はないものの、飲み頃があることが分かりました。
ワインの味の劣化については、様々な原因が考えられます。
例えば、温度管理や振動、湿度などが考えられるでしょう。
それでは、どのように保管すれば良いのでしょうか。
ポイントはいくつか存在します。
まず1つ目は、暗所で保存することです。
太陽光はワインを変質させることが知られています。
そのため、赤ワインのボトルは光を通しにくいように、黒っぽい色でできていますよね。
しかしそれでも、日光や照明の光にあたると変質しますので暗所で保管することが推奨されています。
2つ目は、冷所で保存することです。
ワインは急激な温度上昇に弱い飲料です。
最適な保管温度は13〜15度と言われているので、参考にしてください。
またできるだけ温度変化がない場所を選びましょう。
3つ目は、湿度が高い場所です。
湿度が低く乾燥している場所であれば、コルクが乾燥して形状が変化し、隙間から酸素が混入するため、ワインが酸化する原因となり得ます。
保管するために最適な湿度は65〜80パーセントであると言われています。
コルクの乾燥を防ぐために、ワインのボトルを横に倒して保存することもおすすめですよ。
4つ目は、振動が起きない場所です。
振動によってもワインが変質する可能性がありますので注意が必要です。
できるだけ静かな場所で保管することを覚えておきましょう。
5つ目は、匂い移りがしない場所です。
ワインには、コルクを通して外の匂いが移ります。
そのため、匂いが強烈なものを近接させておかないようにしましょう。
ワインを良い状態で保存しておくには、様々な条件を満たす必要があることが分かりました。
ご自宅では、床下や北向きの押入れなど、冷暗所を見つけて利用すると良いですね。
簡易のワインセラーも安いものであれば、1万円を切る値段で売られていますので、検討してみると良いでしょう。
□ワインを開封したあとは?
それでは、ワインを開封した後はどのように扱うのが推奨されているのでしょうか。
ワインを開封した場合は、長期の保存は難しいということに注意が必要です。
赤ワインの場合は、種類によって飲み切りのタイミングが異なります。
酸味が特徴的なライトボディの場合は、開封から5日を限度として飲み切るのがおすすめです。
しかし、ミディアムボディやフルボディともなると、1週間経った方が飲みやすくなることもありますので、購入するワインの種類を把握しておきましょう。
もしも開封した後に時間がたってしまい、味が変わってしまった場合は、料理に活用することがおすすめです。
赤ワインであれば、牛肉の煮込み料理にぴったりです。
*開封したワインの保存方法は?
開封したワインを保存するには、以下の方法を検討してください。
まず、真空状態にすることです。
専用の真空栓を利用しましょう。
次に窒素ガスを注入することです。
ボトル中の酸素を追い出しましょう。
最後に、残った量に合った容器に移し替えることです。
これは最も簡単にできる方法です。
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□まとめ
今回は、ワインの賞味期限について説明しました。
賞味期限は記載されていないことがほとんどですが、それぞれに「飲み頃」が存在していることが分かりました。
購入する際には、飲み頃についても知っておきたいですね。
ぜひ紹介した内容を参考にして、ワインの購入や保存に役立てていただきたいです。