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ワインの冷やし方とは?種類別の最適な温度についてもご紹介!

投稿日:2022年7月8日 更新日:

ワインを常温で飲んでもおいしく飲めるのか、保存庫から出したワインをすぐに飲んでも良いのか、お悩みの方もいらっしゃるかと思います。どうせなら、一番おいしい温度でワインを飲みたいですよね。今回はワインの最適温度と冷やし方について紹介します。

□ワインは冷やすべきなのか?

ワインの適温は種類によって違います。
後ほど詳しく説明しますが、白ワインは冷やした方が味わいが引き立ちやすくなる、赤ワインは渋みが立たないように冷やしすぎない方が良いなど、ワインの特性によっておいしい温度は変わります。ワインを常温で飲む方法もありますが、常温と一言に行っても、夏の常温と冬の常温はかなり温度が異なります。

さらにワインを保存しておく適切な温度は13度程度と言われており、ワインセラーもこのくらいの温度に設定されています。保存庫から出したワインをおいしく飲める温度にするためには、常温で飲むよりも少し温度を調整して飲んだ方が良いです。

□種類別のワインの最適温度とは?

ここからは、ワインの最適な温度を、種類別で紹介します。

*赤ワインの最適な温度

赤ワインの成分にはタンニンが含まれ、ワインの苦みや渋みの原因になります。比較的高い温度で飲めばあまり渋みを感じずに飲めますが、冷やしすぎると赤ワインの渋みが強まってしまい、苦みを感じやすくなります。赤ワインの最適な温度は高めで、軽口で渋みが少なめの赤ワインは12度から14度前後、熟成感や重みのある赤ワインは16度から18度を目安にすると良いでしょう。

*白ワインの最適な温度

白ワインの特徴は果実味です。この果実味をフレッシュに感じるために、白ワインの温度は赤ワインよりも低めが良いでしょう。また白ワインを冷やすことで、酸味がシャープになって果実味とのバランスが取れるようになります。目安の温度としては若い白ワインなら6度から10度前後、ふくよかさのある白ワインなら10度から14度前後が良いでしょう。

*ロゼワインの最適な温度

ロゼワインの適温は白ワインと同じくらいですが、色によって適温が変わります。濃い色のロゼワインは10度から12度前後、薄い色のロゼワインは8度から10度前後が目安です。ロゼワインは赤ワインよりも少なめのタンニンが含まれますが、冷やすことで生まれるタンニンの苦みがむしろ食事に合わせやすくなる効果を発揮します。そのため、ロゼワインは冷やすとおいしく飲めます。

*スパークリングワインの最適な温度

スパークリングワインは発泡性のビールと同様、良く冷やすと切れのある味わいになります。気泡のなめらかさや強さは、冷やすとより際立って喉越しが良くなります。加えて辛口タイプのスパーリングワインは、冷やすことで酸味がシャープになり、飲んだ時のフレッシュ感や爽快感が高まります。

基本的には温度は8度前後がおすすめで、プレスティージュ系スパークリングワインやヴィンテージのシャンパンはこれよりも少し高い8度から12度前後、甘口タイプのスパークリングワインは低めの6度前後がおすすめです。

甘口スパークリングワインを高い温度で飲むとぶどうジュースのように感じてしまうかもしれませんので、よく冷やして甘みと酸味をバランスよく感じられる状態にすると良いでしょう。

□ワインの冷やし方とは?

ワインを冷やす方法にはいくつか種類があるので、順番に紹介していきます。

1つ目は冷蔵庫で冷やす方法で、所要時間は2~3時間です。
冷蔵庫はどこの家にもあるため、ワインボトルを冷蔵庫に入れて冷やす方法は手っ取り早い方法と言えるでしょう。冷蔵庫の中は4度前後に保たれているので、しっかり冷やすタイプのワインは2~3時間冷蔵庫に入れておけば飲み頃の温度になります。

ただし温度を下げるのに時間がかかるので、すぐに飲みたい場合には不向きです。もし冷蔵庫を使う方法で時短したい場合には、濡らした布巾をボトルに巻いて冷やしましょう。

2つ目は冷凍庫に入れる方法で、所要時間は15分から20分です。
お気づきかもしれませんが、冷凍庫に入れれば冷蔵庫よりも素早く冷やせるという利点があります。しかしワインを取り出し忘れてしまうと、ボトルが割れてしまうリスクがありますワインを取り出すのを忘れないよう、タイマーで管理するのがおすすめです。

3つ目はワインクーラーを使用する方法で、所要時間は15分から20分です。
氷水入りのワインクーラーの中に冷やしたいワインボトルを浸るように入れることで、冷蔵庫よりも早く冷やすことが可能です。1分に1度のペースで温度が下がっていくうえ、ワインクーラーのサイズによっては数本同時に冷やせます。パーティでの見栄えも良いため、おすすめの方法です。

□まとめ

今回はワインの最適温度と冷やし方について紹介しました。
ワインによっておいしく飲める最適な温度は異なるので、ぜひ工夫して最適温度に近づけてみてください。当社のサイトではおすすめのワインも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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