2017年、Teufelstalと名付けた畑に植樹されたピノ・ノワールの1st ヴィンテージ。その作柄はMAGULAファミリーの大きな期待に応えるものになった。今後、偉大なワインが生まれることを確信させるに充分な味わい。除梗と破砕を経て、開放された木桶で自然発酵。4週間の果皮浸漬ののち、ステンレスタンクで熟成。その後オークの古樽に分けて移され6ヶ月の熟成。瓶詰め前に少量のSO2添加。無濾過、無清澄。
味/タイプ |
赤・ミディアム |
産地 |
小カルパチア地域 |
ぶどう品種 |
ピノ・ノワール |
内容量 |
750ml |
アルコール度数 |
12.0% |
ソムリエコメント |
新たに植樹されたマッサールセレクションのピノノワール。ビオディナミ栽培、無清澄無濾過。 |
このワインに合う料理 |
coming soon |
ワイナリー情報
★vino MAGULAとは★
スロバキア共和国西部、小カルパチア山脈近くの長閑な田園風景の一角に居を構えるvino MAGULA。他の家族ワイナリーの例に漏れず、19世紀後半からの社会主義時代の影響により畑は国に徴収され、ブドウ栽培とワイン造りを巡る一族の歴史は一度終わりを迎える。
民主化後の2001年、荒廃し切った畑を取り戻し再開墾に着手。同時に世界各地の畑や醸造所を見回り、ワイン造りの知識や経験を蓄える。その中で、ビオディナミ栽培による自然なワインに出会い、自分の進むべき道を見つける。「ワインのすべては畑から始まる」という思想の元、ブドウは全て自社畑の管理。徹底した収量制限と栽培管理を行う畑は10h。
ローズバレー(薔薇の谷)、ウルフバレー(狼の谷)と呼ばれる2つの地域に拓かれた土壌は、ミネラル成分、特にカルシウムが多く含まれる黄土が主体。鉱物の多い畑もあり、最終的なワインの味わいにミネラル感と奥深さを与えている。
7年ほど前から白ワインの熟成にアンフォラを使用。畑の大部分は、ポマールやボーヌからのクローンを組み合わせたマッサル・セレクション。