グリューナーは木桶内で足踏み、全房発酵。他の3品種は除梗し破砕、木桶で発酵。スキンコンタクトはグリューナー:18日間、ゲヴュルツ:17日間、ヴェルシュリースリング:20日間。発酵後、それぞれのワインはオーク樽とアカシア樽、またはアンフォラに移動し、それぞれ約10ヶ月の熟成。木樽は新旧様々なものをバランスを取って使用。その後ステンレスタンクに移し、2021年10月31日に瓶詰め。無濾過、無清澄、SO2無添加。
味/タイプ |
オレンジ・辛口 |
産地 |
小カルパチア地域 |
ぶどう品種 |
グリューナー 52.5% ヴェルシュリースリング 25% ゲヴュルツトラネール 18.5% デヴィン 4% |
内容量 |
750ml |
ヴィンテージ |
2020 |
アルコール度数 |
11.0% |
ソムリエコメント |
品種により全房発酵や除梗をしたり、発酵も新旧の木桶やアンフォラを使い分ける。複雑な果実味とほろ苦さ。無清澄無濾過SO2無添加。 |
このワインに合う料理 |
coming soon |
ワイナリー情報
★vino MAGULAとは★
スロバキア共和国西部、小カルパチア山脈近くの長閑な田園風景の一角に居を構えるvino MAGULA。他の家族ワイナリーの例に漏れず、19世紀後半からの社会主義時代の影響により畑は国に徴収され、ブドウ栽培とワイン造りを巡る一族の歴史は一度終わりを迎える。
民主化後の2001年、荒廃し切った畑を取り戻し再開墾に着手。同時に世界各地の畑や醸造所を見回り、ワイン造りの知識や経験を蓄える。その中で、ビオディナミ栽培による自然なワインに出会い、自分の進むべき道を見つける。「ワインのすべては畑から始まる」という思想の元、ブドウは全て自社畑の管理。徹底した収量制限と栽培管理を行う畑は10h。
ローズバレー(薔薇の谷)、ウルフバレー(狼の谷)と呼ばれる2つの地域に拓かれた土壌は、ミネラル成分、特にカルシウムが多く含まれる黄土が主体。鉱物の多い畑もあり、最終的なワインの味わいにミネラル感と奥深さを与えている。
7年ほど前から白ワインの熟成にアンフォラを使用。畑の大部分は、ポマールやボーヌからのクローンを組み合わせたマッサル・セレクション。