★オレンジ ウルフ 2020《Ornzovy vlk》
グリューナーは木桶内で足踏み、全房発酵。他の3品種は除梗し破砕、木桶で発酵。スキンコンタクトはグリューナー:18日間、ゲヴュルツ:17日間、ヴェルシュリースリング:20日間。発酵後、それぞれのワインはオーク樽とアカシア樽、またはアンフォラに移動し、それぞれ約10ヶ月の熟成。木樽は新旧様々なものをバランスを取って使用。その後ステンレスタンクに移し、2021年10月31日に瓶詰め。無濾過、無清澄、SO2無添加。
味/タイプ |
オレンジ・辛口 |
産地 |
小カルパチア地域 |
ぶどう品種 |
グリューナー 52.5% ヴェルシュリースリング 25% ゲヴュルツトラネール 18.5% デヴィン 4% |
ヴィンテージ |
2020 |
内容量 |
750ml |
アルコール度数 |
11.0% |
ソムリエコメント |
品種により全房発酵や除梗をしたり、発酵も新旧の木桶やアンフォラを使い分ける。複雑な果実味とほろ苦さ。無清澄無濾過SO2無添加。 |
このワインに合う料理 |
coming soon |
★カルボニク 2020《Carboniq》
マセラシオン・カルボニックで醸造された、ポルトギーザー100%のワイン。ビオディナミ栽培の自社畑から手摘みで収穫。全房をステンレスタンクに入れてMC。2週間の発酵後に圧搾し、残りの発酵もステンレスタンクで完了。無濾過、無清澄。9ヶ月の間ステンレスタンクで寝かせ、収穫後2か月で瓶詰め。イチゴやラズベリー、ザクロの果実香。ピンクペッパーの風味。フレッシュでジューシーな果実味。飲みやすく、果実味にあふれ、自然な柔らかさ。
味/タイプ |
赤・ライト |
産地 |
小カルパチア地域 |
ぶどう品種 |
ポルトギーザー |
ヴィンテージ |
2020 |
内容量 |
750ml |
アルコール度数 |
11.0% |
ソムリエコメント |
マセラシオンカルボニクで醸造されたビオディナミ栽培の平均樹齢60年のポルトギーザー100%。生き生きとした果実味と柔らかさ。 |
このワインに合う料理 |
coming soon |
★ローゼンベルグ フランコフカ 2018《Rosenberg Frankovka》
開放された木桶での6週間の自然発酵と果皮浸漬。圧搾してからオーク樽で24ヶ月熟成。無清澄、無濾過。瓶詰め前に少量のSO2添加。24ヶ月の瓶熟成を経てリリース。2017ヴィンテージで既に最高のブラウフレンキッシュだったが、本2018はジューシーな果実味、完熟した果皮、胡椒のようなスパイスが融合したワールドクラスのワイン。熟成のポテンシャルもあり。
味/タイプ |
赤・ミディアム |
産地 |
小カルパチア地域 |
ぶどう品種 |
フランコフカ・モドラ (=ブラウフレンキッシュ) |
ヴィンテージ |
2018 |
内容量 |
750ml |
アルコール度数 |
13.0% |
ソムリエコメント |
開放木桶で6週間の自然発酵と果皮浸漬、樽で24か月、瓶で24か月の熟成後リリース。生産者のフラッグシップ的ワイン。 |
このワインに合う料理 |
coming soon |
★トイフェルシュタル 2020《Teufelstal Pinot Noir》
2017年、Teufelstalと名付けた畑に植樹されたピノ・ノワールの1st ヴィンテージ。その作柄はMAGULAファミリーの大きな期待に応えるものになった。今後、偉大なワインが生まれることを確信させるに充分な味わい。除梗と破砕を経て、開放された木桶で自然発酵。4週間の果皮浸漬ののち、ステンレスタンクで熟成。その後オークの古樽に分けて移され6ヶ月の熟成。瓶詰め前に少量のSO2添加。無濾過、無清澄。
味/タイプ |
赤・ミディアム |
産地 |
小カルパチア地域 |
ぶどう品種 |
ピノ・ノワール |
ヴィンテージ |
2020 |
内容量 |
750ml |
アルコール度数 |
12.0% |
ソムリエコメント |
新たに植樹されたマッサールセレクションのピノノワール。ビオディナミ栽培、無清澄無濾過。 |
このワインに合う料理 |
coming soon |
ワイナリー情報
★vino MAGULAとは★
スロバキア共和国西部、小カルパチア山脈近くの長閑な田園風景の一角に居を構えるvino MAGULA。他の家族ワイナリーの例に漏れず、19世紀後半からの社会主義時代の影響により畑は国に徴収され、ブドウ栽培とワイン造りを巡る一族の歴史は一度終わりを迎える。
民主化後の2001年、荒廃し切った畑を取り戻し再開墾に着手。同時に世界各地の畑や醸造所を見回り、ワイン造りの知識や経験を蓄える。その中で、ビオディナミ栽培による自然なワインに出会い、自分の進むべき道を見つける。「ワインのすべては畑から始まる」という思想の元、ブドウは全て自社畑の管理。徹底した収量制限と栽培管理を行う畑は10h。
ローズバレー(薔薇の谷)、ウルフバレー(狼の谷)と呼ばれる2つの地域に拓かれた土壌は、ミネラル成分、特にカルシウムが多く含まれる黄土が主体。鉱物の多い畑もあり、最終的なワインの味わいにミネラル感と奥深さを与えている。
7年ほど前から白ワインの熟成にアンフォラを使用。畑の大部分は、ポマールやボーヌからのクローンを組み合わせたマッサル・セレクション。